降霊術の実験は、16世紀の半ばに科学者らによって盛んに行われました。
現在のいわゆる「霊能」といわれるものはエベネーザー・ジブリー『オカルト学詳説』第二版の図版が一般に流通したものだと考えられています。

降霊術の実験では、霊を確認することができませんでした。霊がみえる、聞こえるは、幻聴・幻視であるとの結論です。
私もこの実験結果に異論はありません。

「霊能者です」と名乗る、霊能師(自称)が、お客様のふりをして明東館においでになることが稀にあります。
「霊能師」と名乗られる時点で、即刻お帰りいただきます。

「霊がみえる」「天使と対話できる」そう仰る方には、申し訳ないのですが
「エドワード・ケリーと一緒にいた人物を教えてください」
「黙示録で世界を破壊する天使たちの名前を教えてください」
等々ご質問させていただきます。

回答できた霊能師(自称)は一人もいないので、確率の問題として霊能力を持った人はいないと言わざるを得ません。

なお、先の質問は引っ掛け問題なので、ネットで検索して出した答えはすぐに嘘だとわかります。