「私が本当にやってみたいこと」
それはあなたにとって、何でしょうか?

私たちは
「譲歩・謙遜・迎合」を美徳とする心を持ち合わせています。
ときに本心とは違う言葉を操り、それを「場面」にしたがい発揮しています。
友達の前で
先生の前で
親の前で
恋人の前で、というふうに
「役割」を使い分け
「場面」を演じるため、制限とルールをもうけ、自らを律し守り続けているのです。

しかし
他者の期待する自分を演出することが苦しくなってきたとき、「本当の私」がどこかにあるのではないか?という錯覚におちいります。

他者の期待する私を生きるだけではなく

「私が本当にやってみたいこと」

それは、あなたにとって何でしょうか?

実は、あなたの
「私が本当にやってみたいこと」とは
何かを
『やめたい』ことなのではないでしょうか?

◆グループLINEを「やめたい」
◆学校を「やめたい」
◆恋人とのおつきあいを「やめたい」
◆仕事を「やめたい」
◆結婚生活を「やめたい」
◆親子関係を「やめたい」

「やってみたいこと」というのは
何かを『やめたい』ことを実行に移すこと。

◇グループLINEを脱退する。
◇いじめから避難するため、中退する。
◇未来ため、デートDVの彼と別れる。
◇起業するため、辞職する。
◇子供を暴力から守るため、離婚する。
◇親の虐待から逃げるため、家出する。

「やってみたいこと」= 何かを『やめたい』
これらが同じとは、不思議な気持ちがしますが
自分を『コントロール』する、という意味では同じだとタロットは告げています。

あなたは今
何かを『やめたい』と願っておられます。

「何かをやめる」ことは
誰かの期待を裏切るようでためらわれますか?

「何かをやめる」こと
それは、誰かを裏切るのではなく
あなたが「本当にやってみたいこと」を実行しただけ。

そして何より
『やめたい』ことができないのは
他の誰でもない
あなたが、あなた自身を裏切っていること。

あなたのことを
「表と裏のある人」
「何を考えているかわからない人」
「エキセントリック」
「変わり者」
という評価をする人がいるかもしれません。
あなたをそう評価する人は「ものごとを表面的にしか見ることができない人なんだな」でいいと思います。

あなたは「表と裏」だけではなく
「上面・底面・側面」もいくつかあっての多面体。
その側面の襞(ひだ)が
細かく繊細であればあるほど
あなたは複雑で面白い。

それでも、あなたが
「譲歩・謙遜・迎合」する心が優先して
どうしても『やめたい』ことを行動に移すことができないなら、「反応しない」方法があることも知っていただきたいのです。

他者の期待するあなたも、あなた。
他者の期待を裏切るあなたも、あなた。
反応しないあなたも、あなた。
裏でも表でも何でも
どれも「本当の私」なので大丈夫。

あなたが
「本当にやってみたいこと」
『やめたい』こと
「反応しない」こと
漠然としてイメージがわきにくいときには
タロットに問いかけていただけたら幸いです。

あなたが「本当にやってみたいこと」実行に移せるよう応援しています。

 

 

写真:和紙作家・吉本里絵
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