再現された「タイタニック号・救命ボート」の船首細部。

番号:6号
社章:ホワイト・スター汽船
船籍:リバプール
ボート仕様:30’-0/9’-6 × 4’-6/64

全長:30 フィート 0 インチ(約9.1m)
最大船幅:9フィート6インチ(約2.9m)
船底最深部:4フィート6インチ(約1.4m)
最大収容人数:64名

タイタニック号がその姿を海に没したあと。
救命ボート14号責任者 ハロルド・ゴッドフリー・ロウ五等航海士は、事故現場に向かうリスクを覚悟したうえで、勇気を奮い立たせ、救助に向かう決断を下します。

ロウ五等航海士は、まず【救命ボート4号・10号・12号・折畳み式ボートD号】をロープでつなぎ小船団をつくりました。
そしてそこに14号ボートの乗客を移動させ、数人の乗組員と共に、事故現場へ救出に向かいました。

14号ボートは、救出に向かった唯一のボートで、絶望と思われる状況のなか3名の命を救うことができました。
人を救うということは、物理的な道具だけでなく、人の心がそこにあってこそ発揮できるものなのかもしれません。

注釈:タイタニック号の当初の案では、乗船者の数から救命ボートは64隻必要とされていました。それは、後に半分の32隻に減らされ、タイタニック号が造船所を出発するときには、当初の4分の1にすぎない16隻のボートが設置されただけに過ぎませんでした。
これに4つの折畳み式救命ボートが搭載されていました。
これらは当時の法律を充分に満たすものでした。

(ハロルド・ゴッドフリー・ロウ五等航海士)