スターリン グラード

日本×ポーランド戦が行われる
「ボルゴ グラード」は
かつて
第二次世界大戦時には「スターリン グラード」と呼ばれ
1942年6月28日〜
ドイツとソビエト戦において
ソビエト連邦内の
ボルガ川 西側の工業都市を攻防・死守するため
熾烈な戦いが繰り広げられました。

ドイツ軍および中枢軍（ハンガリー・ルーマニア・イタリア・クロアチア）の死傷者は85万人。
ソ連（赤軍）の死傷者は120万人と報告されています。

民間人も
攻防戦が終結した時点で、60万人近くいた 「スターリン グラード」の住民は
9796名まで激減していたとも報告されています。

かつての攻防戦が繰り広げられた地で
武器ではなく
サッカーで
平和の祭典が行われること…
万感の想いで
ボルガ川を眺めています。

日本代表選手の皆さんのご活躍のみならず
全ての国の選手の皆さんが安寧のうちに
ご活躍されることを
心よりお祈り申し上げます。

（写真：ジャン＝ジャック・アノー 監督・製作・脚本
「スターリン グラード」2001年
提供：日本ヘラルド映画・ポニーキャニオン）