「子供がいじめにあって、学校に行けなくなりました。」

お子さまが「学校に行けない。」ことが問題で、
「学校に行く。」ことができれば問題が解決しますか?
そうではなく、今、重要なのは、
「いじめをどうするか。」です。

私が子供の頃は、
「いじめなんかに負けないで、頑張って乗り越えろ。」
「あなたにも原因があるのではないの?」
と、いじめは子供同士のケンカの延長みたいなもので、
「子供のケンカに親が出るな。」という教育理念からか、親が介入することは稀でした。
もちろん、これは“子供に人間関係を学び築いてゆく絶好の機会”だと解釈すること
は理解できます。

しかし、現在は情報機器の進歩により、私たちの思いもよらない陰湿な形でいじめが横行しています。
何の理由もなく、“暇つぶし”のようにいじめが始まります。

では、お子さまのいじめ問題を解決するには何が必要でしょうか。
今日、学校に行けない間にも、焦燥感と絶望感で押し潰されそうなお子さま。
生命の危険に晒されている状況かも知れません。
先が見えない不安を取り除いて、安心できる方法があることを説明させていただきたいのです。

7〜8年前までは、学校自治という考えから、校内に警察が介入することは皆無でしたが、恐喝、暴力、窃盗はれっきとした犯罪です。
ためらわず、最寄りの警察署に電話等で問い合わせてください。
専任の相談員がアドバイスをくださいます。

そして、イジメは民事で訴えることができます。
お子さまと内科(または診療内科)にゆき、不眠・腹痛・頭痛・過呼吸など、いじめとの因果関係を説明して診断書を発行してもらってください。

いじめの相手方に対して内容証明と共に送ります。
内容としては、いじめを理由に慰謝料を請求すること、応じない場合法的措置を検討すること、示談で解決する意向があることなどを通知します。
その上で、相手方から連絡があった場合、示談交渉するという流れになります。

そして、仮に相手方が示談に応じない場合、慰謝料請求等を諦めるか、又は訴訟提起等の法的措置を検討することになります。

そして、訴訟になった場合、ラインの記録等いじめの存在について立証する必要がありますが、
『ここまでやる。』と、いう意志を見せ、とりあえず示談交渉して、駄目なら諦めるというのも合理的な選択肢です。

早期に転校して、長期的に見ればお子さまのためになることもあります。
地元の公立学校から離れ全寮制の学校という選択。
夜間高校、通信制高校、大検。
中学校卒業後の専門学校、就職。

お子さまに
「あなたは法的に守られている。」「味方になってくれる人がいる。」「こんなにいっぱい可能性がある。」と
教えて差し上げてください。

法に委ねるのか、
どんな手段を使っても勝つ姿勢を見せるのか、
“逃げるが勝ち”の撤退する勇気を持つのか、
まず、今から行動に移せることを教えて差し上げてください。

“安心”が芽生えて、初めて一歩進むことができるのです。
“安心”が芽生えて、次の一歩を踏み出す時には、驚くほどたくさんの人の協力が得られるのです。

今、この時点では、いじめている相手のこと、親のこと、先生、校長、学校、教育委員会を非難するのではなく、“起きている事実”に集中していただきます。
なぜなら、この方達や組織がいずれお子さまの力になる可能性があるからです。

今、どのやり方で進んでゆくのがお子さまのために最良の選択か、お子さまの笑顔のためにお手伝いさせていただければ幸いです。