「嫉妬しかない」
バレエダンサー:山本開斗
「すごい!語彙力を失う」
ダンサー:ARATA
山本開斗氏、ARATA氏は、それぞれにYouTubeチャンネルを開設され、様々なアーティストのダンスを分析し、解説する番組を配信されています。
番組では、アーティストのMVを、コマ送り・静止・巻き戻しをしながら、プロダンサーならではの視点や観点で丁寧に解説され、人気を博しています。
山本開斗氏は『Snow Man』「Grandeur」の配信回で
目黒蓮さんの佇まいが美しいのは、常にターンアウト(つま先が外側に向けて90°の位置)の姿勢にあると分析され
「バレエダンサーにとっては脅威」
「嫉妬しかない」とコメント。
ARATA氏 も同じく「Grandeur」の配信回で
ラウールさん「ダイナミック」
宮舘涼太さん「エレガント」
渡辺翔太さん「瞬発力」「美声」
岩本照さん「スタイリッシュ」
阿部亮平さん「空間意識」
佐久間大介さん「身体能力」
向井康二さん「繊細」
深澤辰哉さん「バランス感覚」
と解説されるなか
目黒蓮さんについては
「すごい!語彙力を失う」
と冷静さを失ったコメント。
プロダンサーおふたりの動揺に、私は非常に驚きました。
高い技術を認められ、洗練された雰囲気をお持ちの目黒蓮さん。
トレードマークのテクノカットは、80年代では難易度の高いヘアスタイルとして憧れの的でした。
私は、そんな目黒蓮さんにストイックなイメージを持ち、どこか遠巻きにみていました。
しかし『Snow Man』ブログ
【すの日常】で、目黒蓮さんのブログを拝読して、イメージが一新。
『滝沢歌舞伎2022』休演日・4月11日の投稿回では、メンバーの渡辺翔太さんが、新橋演舞場の「楽屋の襖を外して間続きにした」ことについて、本当に楽しそうに、活き活きと綴られていました。
メンバーと過ごす、ささやかな日常に、幸せを見いだして長文にしたためる目黒蓮さん。
そこには
夢にまでみた新橋演舞場の舞台に
『Snow Man』のメンバー全員で、主役として立つことができた喜びが読み取れます。
ブログの最後は
「じゃあまた、面白いことがあったら教えるね」で締め括られていて、私は不覚にも涙があふれそうになりました。
目黒蓮さんの「教えるね」には
自分が
「うれしい」
「楽しい」
「大好き」
と思えるものを
誰かに教えて差し上げれば
きっと誰かにも喜んでもらえるという
シンプルさがあります。
私は、目黒蓮さんのブログから、タロットの「純真さ」を意味する札を想起しました。
人の心が動くのは
そこに混じり気のなさをみたとき。
混じり気のなさとは
駆け引き
取り引き
交換条件
損得勘定
算盤ずく
などで相手の心を惹こうとするものではありません。
混じり気のない水が、滞ることなくスムーズに流れるように、純真な想いもスムーズに相手に届きます。
純真な想いが届けば、相手からも純真な想いが返ってくると信じられています。
目黒蓮さんの
シンプルさは、私たちにダイレクトに届き、心を動かします。
山本開斗氏もARATA氏も
ご自身のダンスを完成させるまでの日々
「どれほどの純真な想いでダンスに向きあってきたか?」目黒蓮さんの姿から回想されたのではないでしょうか。
私たちは日々、日常を過ごすなかで
「自分の価値観は、認めてもらえないのではないか?」という迷いから
謙譲・遠慮・配慮・羞恥を混ぜ込み、自分の想いを100%で表現できないことがあります。
目黒蓮さんが、ダンスやブログ、あるいは舞台や映画、バラエティでも、ご自身を100%で表現されようとする姿は、私たちに勇気をもたらせてくれます。
「どれほどの純真な想いで向きあえるか?」
このシンプルさを忘れないで
これからも私は、タロットに向きあってゆきたいです。
Johnnys’ Official Snow Man Calendar2022.4-2023.3
2022.03.09 初版第一版発行・著者:Snow Man ・発行所:株式会社小学館
『滝沢歌舞伎ZERO 2022 』松竹株式会社
新橋演舞場:2022年4月6日-5月16日
ARATA:YouTubeダンス解説動画チャンネル『ARATA DANCE SCHOOL』
山本開斗:Ballet Frontier所属。YouTube『ヤマカイTV 』