悪口や噂話をする人が、ある出来事や特定のキーワードに引っかかってしまうのは、そこに無意識に執着してしまっているから。
執着とは「欲望」=それが欲しいという感情です。

例えば、私はお酒が飲めませんので、会社員時代は合コンに参加する同僚に対して、「初対面の男性とお酒を飲むなんて、隙だらけ!」だと批判していました。
しかし、批判の裏側は「私もお洒落なBARで、素敵な男性と一緒に楽しい時間を過ごしたい!」だったのです。

他者を批判することは、「私はその欲望を持っています!」
と、わざわざ宣言するようなものなのです。
悪口や噂話が、まさか自分の欲望を宣伝していたことになっていたとは驚きです。

なので、あなたに対して悪口や噂話をする人がいれば、その人は「あなたが持っているものが欲しい!」と絶叫しているようなものなのです。
そういう人に対しては、「私は、あの人が持っていないものを、持っているんだな」で終了です。