私たちは
何かを
誰かを
待つとき
それが叶った瞬間に幸せを感じることができます。

しかし
『待ち時間』と
『叶った瞬間』の比率は
圧倒的に『待ち時間』が多いのです。

そして
何かを達成したり
何かを終了した
次の瞬間には
新しい『待ち時間』が続くのです。

これを、人の一生の時間に置き換えてみたらいかがでしょうか。
「LINEの返信を待つ」
「彼と会える日を待つ」
「クライアントのOKを待つ」
「学校に戻れる日を待つ」
「工事の完成を待つ」
「病気の回復を待つ」など
数時間で叶うこともあれば
叶うまで、数年の時間を要するものもあります。

この『待ち時間』を、どのような心持ちで過ごすのか?
「イライラして過ごすのか?」
「穏やかに過ごすのか?」
「不安な気持ちで過ごすのか?」
「工夫して過ごすのか?」
『待ち時間』で、私たちの人生が形成されていると言っても過言ではありません。

『待ち時間』が人生を形成するなんて、味気ないなと若い頃はぼんやりと考えていました。
今は『待ち時間』こそが人生なのだと、そう思えるようになりました。
せっかくならば、いい予感を持ちながら『待ち時間』を過ごせたらなと思う今夜です。