明東館では
アーサー・エドワード・ウェイト博士の
「ウェイト版」のタロットからご教授をいただいております。
日々、タロットに対峙するの中で
タロットとは「確率の問題」であると学ばせていただいております。

例えば、ガソリンスタンドで給油している際に
ガソリンスタンドのお兄さんが
◇「洗車のプリペイドカードのお得な説明」
◇「オイル交換の時期」
◇「灯油のサービスデイ」等々、セールスする中で

◇ 『この車は 5万㎞ 走ってるから
そろそろタイヤ交換されないと、
雨の日にスリップ事故を起こす可能性がありますよ ! 』

と、ご助言してくださったとします。

あなたはその後
今まで気付かなかった街なかの
《ブリジストンタイヤの看板》が目に飛び込んできたり…
《織田裕二さんが気になり》横浜ゴムのCMを連想したりと…
意識が
いつもは関心がなかったところへ向いた経験をお持ちではないでしょうか?

この、ガソリンスタンドのお兄さんが提示してくれた
数ある情報の中から
お客様に必要な情報に “シンクロ”(共時性)したように
数ある絵札の開示されたメッセージの中から
お客様に必要な情報をお持ち帰りいただくことが
タロットの役割なのです。

しかし、
◆タイヤ交換をしなくても事故が起きなければ
ガソリンスタンドのお兄さんの言葉はすっかり忘れるかもしれません。

◆事故が起きて はじめて
お兄さんのご助言を聞いておけば良かったと後悔されるかもしれません。

◆アドバイスどおり タイヤ交換をすれば、事故の有無に関わらず
安心感を手に入れることができるかもしれません。

お客様が どの情報にシンクロし
実行に移すか
移さないかは
お客様の自由な選択に委ねられます。

鑑定師は
絵札からの情報を
翻訳して
お客様にご提示するだけの
スピーカーの役割でしかありません。
タロットから必要な情報をお持ち帰りいただき
心の安寧を得ていただくことが
私のいちばんの望みです。

明東館では、
絵札に込められたタロットのメッセージを
忠実に翻訳し、
精度の高い鑑定ができるよう
これからも心がけてまいります。

 

(The Pictorial Key to the Tarot : Arthur Edward Waite)
( 参考文献:井上円了・妖怪学全集 第四 純正哲学部門 第二節「偶合論の種類」:柏書房)