
「トランプや花札、カルタなどのカード類は取り扱いがございません。こちらは処分いたしましょうか?」
十数年前に、タロットカードを手放そうと、古本屋へ持ち込んだときの店員さんの言葉です。
あの頃の私は、何かに取り憑かれたように、一日中タロットに向き合う日々が続き、タロットがなければ何ひとつ決めることができない状態でした。
例えば、「夕飯に何を食べるか?」さえも。
自分でも、この状況は危険だと感じ、依存を断ち切るために、タロットを手放そうと決めたのです。
しかし、先の古本屋の店員さんの言葉を聞き、「処分されるなんてとんでもない!」と感じ、そのまま持ち帰り、今日に至ります。
あのとき、店員さんに出会えていなければ今日がないと、ひしひしと感じます。
人生で、たった一度きり出会えた人が未来を変えることを体感しました。
なので、もし、あなたがタロットの読み方がわからなくて挫けそうになっているなら、明東館へタロットごとお持ちください。
タロットと仲良くなる方法を、一緒にみつけてゆけたらうれしいです。