
「タロットに登場する絵柄の“記号”を読み解くルールがあるように、作品を制作するにあたり“記号”を意識されることはおありでしょうか?」
伊藤桂司:アーティスト
例えば、月と太陽が重なる日蝕・月蝕。
陰と陽が重なるとき、人は変性意識状態(通常の日常的な意識状態とは異なる精神状態)になる。「太陽の記号、月の記号」にとらわれず、融合させることで、まったく新しい価値観・表現がうまれるのです。
それは「生と死」の交わる感覚もそうです。
上出惠悟:九谷焼窯 上出長右衛門窯
「花は春」「子供は子孫繁栄」というふうに“吉祥柄”というものがあるのです。僕はお茶碗の絵柄を描くとき、縁起物は大切にしています。しかし、「波」のように、海でもない砂浜でもない、中間の「支配しつつ支配できない」ものを表現したい。
あるいは土地が持っている歴史などは「引き受けて描く」覚悟を持っています。その場所に住んでいる“筆の勢い”を僕は信じています。
ヒロ杉山:アーティスト
モチーフの持つ記号より世界観を大切にしています。「抽象と具象のはざま」をテーマに、ブラックペインティングが誕生しました。
僕は、高い波動を込めて作品を描くようにしています。それは、「僕の絵を飾ってもらって、それをみたお父さんががちょっと素敵な気分になれて、お母さんに優しくする。お母さんはうれしくて、子供たちに笑顔で接する」。そうありたいと願い作品制作をしています。ささやかな日常の幸せが、世界の平和につながるのではないでしょうか。
4月10日、京都・小川珈琲堺町錦店で開催中の『freedom dictionary 展』にて、ヒロ杉山さん・伊藤桂司さん・上出惠悟さんによるトークイベントが開催されました。
普段ではお伺いすることのできない、“記号”についての貴重なお話をご披露くださり、大感激の一夜でした。
『freedom dictionary展 – ART +選曲 -vol.3』
🔸日程:明日4月12日(日)最終日
🔸営業時間7:00~20:00 (L.O. 19:30)
🔸会場:小川珈琲堺町錦店 2階 ギャラリースペース
🔸住所:京都府京都市中京区堺町通錦小路上る菊屋町 519-1(烏丸駅から徒歩6分)
[Instagram]
◆ヒロ杉山
@hiro_sugiyama_enlightenment
◆伊藤桂司
@keijiitokeijiito
◆上出惠悟
@kamidekeigo
◆桑原茂一
@moichi_kuwahara
@freedom_dictionary


