教授の展示会では「水」や「霧」が重要な要素として繰り返し登場します。
そのときにしか起こらないこと。
その瞬間にしか見えない情景。
その瞬間に聴こえてくる音。
そのときにわきでる感情。
教授の語られる「一回性」を尊ぶ展示会でした。
暗闇の中で膝を抱えて床に座わる経験も、ミストの中で迷子になってびしょ濡れになる経験も初めてでした。
教授の日記が、思いのほかかわいい字で綴られていて、世界の愛したサカモトはこういう人だったのだなと…感慨深くなりました。
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『音を視る時を聴く』
坂本龍一
seeing sound, hearing time
Ryuichi Sakamoto
Photo by Neo Sora 82022 Kab Inc.
東京都現代美術館
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
期間:2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日)
◆コラボレーション・アーティスト:
高谷史郎
真鍋大度
カールステン・ニコライアピチャッポン・ウィーラセタクン
Zakkubalan
岩井俊雄
◆スペシャル・コラボレーション:
中谷芙二子
Collaboration Artists:
Shiro Takatani
Daito Manabe
Carsten Nicolai
Apichatpong Weerasethakul
Zakkubalan
Toshio Iwai